「世界から猫が消えたなら」の想い出

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こんにちわ!さたかです。

最近、川村元気さんの新刊が出たみたいで、本読もうか迷っています。

今、川村元気さんの名前を必ずといっていいほどお見かけして、すごい方ですよね。私が知ったきっかけは「世界から猫が消えたなら」という本だったんですが、調べてみると有名な映画をたくさんプロデュースされていました。。

「世界から猫が消えたなら」を初めて読んだときはグッとくるものがありまして、猫好きな妹にも読んでみたら?とおすすめしたのを覚えています。

ざっくりとしたあらすじ

死を宣告された青年のもとに悪魔がやってきて取引をします。

『この世界から1つ何かを消す。その代わり寿命を1日得ることができる』

そんな取引をした青年は思い出のものを1つ消していきます。毎日、1つづつ。

1日1日を猫のキャベツと過ごしていき、青年は何を思うのか。

この世界から猫を消しましょう。悪魔の提案に青年の出した答えとは。

感想

1日分の命と引き換えに何かモノを消していく。どうでもいいものならバンバン消せるのに、悪魔は自分の好きなもの・思い出のあるものを指定していくから厄介ですよね。

普通に生きているとあんまり思い出さないけど、意識を向けると、こんなにも思い出があって、心臓がキュッとなる出来事があったんだよな。っていう描写がすごいリアルでした。

それらの消えた損失感もグッとくるものがありますね。

猫と成年と家族の話、涙なしには読めませんでした。

話は変わるけど

この「世界から猫が消えたなら」でずーっと忘れられないことがあるんですよ。

NHKの「課外授業 ようこそ先輩」っていう番組だった気がするんですけど、(すごい曖昧)川村元気さんが授業していたのを、偶然テレビつけたらやっていた時があって。 「世界から猫が消えたなら」 にちなんだテーマでなんかやってたんですよね。

「世界から○○が消えたなら」っていうお題だった気がするんですけど、ある女の子が「自分」って書いていて、消す理由が「誰も困らないから」って言ってたような。

この時、私、涙止まらなくて。

だって、同じこと思っていたから。

ビックリした。自分がそんな風に思うのはいつものことなんですけど、他の人が、ましてや自分よりずーっと小さい子が「誰も困らないから」って言うのがすごく辛かった。

そんなこと、言わないで。って思って泣きながら見てた。

番組の最後はどうだったか忘れちゃったんですが、どうか彼女が元気で生きてくれますように。って思わずにはいられなかったです。

嫌なことがいっぱいあって、生きるのが辛くなるの、すごい分かる。

でも、死なないで。生きていこ。

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