【映画】記憶にございません

映画

こんにちわ!さたかです。

三谷幸喜監督作品である、「記憶にございません」もう見ましたか?

ぜひとも、観てほしいです!

笑いがたくさんちりばめられているので、ほとんど笑っていたような気がします。後味もスッキリとしており、どんな人も面白く見ることができる映画だと思います。

あらすじ

目を覚ますと自分のことをまったく覚えていない男。ニュースを見て、自分が総理大臣であることを知る。総理は頭に石をぶつけられるほど、すさまじく国民に嫌われていたのだ。

記憶を失っていることを知るのは秘書官3名。進めていた政策はもちろん、部下の大臣の名前すら覚えていない総理はこのまま政治を続けていくことができるのか。

ゆすってくるフリーライターや家族の問題も絡み合い、記憶を失った総理が目指すものとは・・・。

・登場人物

記憶喪失の総理大臣 黒田啓介      中井貴一                    怪しい秘書官    井坂        ディーン・フジオカ               熱い事務秘書官   番場のぞみ     小池栄子                    総理夫人      黒田聡子      石田ゆりこ                   邪悪な官房長官   鶴丸大悟      草刈正雄                    謎のフリーライター 古郡祐       佐藤浩市             etc・・

ネタバレ感想

ネタバレ注意です。私の笑ってしまったクスっとポイントも書いています。

総理の頭にぶつけられた石が、結構小さかったのに記憶を失うぐらいの威力を持っていたことにクスっとしました。

自分のことを覚えていないので、当然、家族との関係性も覚えておらず、住み込みの料理人さんにハグするし、奥さんにも優しく接します。

仕事の時間になって3人の秘書官がくるのですが、ディーン・フジオカさんが演じる井坂さんは今まで通り仕事を進めていくために、てきぱきと動いています。小池栄子さん演じる番場さんもそれに従う感じなのですが、3人目の秘書官はかなり自由でした(笑)最後まで仕事してるとこ見なかったよ!?

記憶がないから、転倒したマスコミに「大丈夫?」と言ったり、なにかと「ありがとう」を言う総理が大変珍しがられていて、人として当たり前のことをしてるだけなのにザワザワされていて、ものすごい嫌われていたんだな、というのが分かる描写がてんこ盛りでした。

アレがアレで、アレなので・・・という会話がフリーライターとのやり取りや、推し進めていた政策に使われていて、記憶があったとしてもそんな会話で成り立っていたのかよ!ってクスっとしてしまいました。

そんなこんなで、石を投げつけた犯人が分かったので呼び出し事情を聴き、総理は新しく理想を持って政治をしていこうとしていきます。

とりあえず、幼少期の記憶をたどって、恩師である社会の先生にもう一度政治について学び直したいと告げたのです。毎日3時間、政治のお勉強。秘書官の番場さんと一緒に。

少しずつ、記憶がないまま順応していたけれども、ここでアメリカ大統領の来日が間近に迫っていました。5か国語を操り、プロ級のゴルフの腕前だと知ったものの、何にも覚えていません。「Mee tooで押し通しましょう。」って言われててクスっとしました。そんなんでイケるんかい!

アメリカ大統領が来日し、全部を Mee too で押し通しましたね(笑)通訳いたし、なんの問題もありませんでした。結局、大統領は日本語ペラペラだったというオチなので、官房長官だけがひたすら恥をかいていたという結果でしたね。

この件から、官房長官は総理を何とか辞任させようとします。総理夫人の不倫現場写真を週刊誌に売ったり、記憶がないことを知ったりと風向きは官房長官に向いている・・・と思いました。

しかし、総理は不倫の謝罪会見で、奥様に愛を叫んだのです(笑)「君がタイプだったんだ!」何度も何度も伝えていて、みんなびっくりしたと思うけど、一番びっくりしてたのは、それをタクシーの中で聞いていた奥さんが号泣していたのを見た番場さんだろう!!

小池栄子さんの顔芸っていうのかな・・ギョッとするような「え?まじか・・」的な顔とリアクションが自然すぎてクスっとしてしまいました。

そうして、まあるく収まった騒動のあとに再び石をぶつけた時と同じような場面がやってきます。もちろん、官房長官の差し金で石を投げつけようとする人がいるのですが、今回は見事SPが止めたのです。

私が思うに、最初の石だってSPは止められたはず。。記憶を失う前の総理は守る価値無し、って思われていたんでしょうね。しかし、総理がいい人、いい政治にしていく様をみて、守るんだっていう方向に変わったから、今回の石は阻止できたのだと思います。

演説が終わった総理の前に、番場さんが一枚の作文を出し、読み上げます。幼少期の総理が書いた作文でした。「頭にボールが当たったら、本当の僕がでてくるのにな」という文で、総理がいい人を演じていたことが分かったのでした。

最初は記憶が本当に無かった、と言っていたので、途中で記憶が戻ったのはあの場面でしょう。

クスっとポイントは他にもいっぱいあったので、ぜひ劇場で見て笑ってください。本当に面白かったです!

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