【映画】JOKER 感想とネタバレです 

映画

こんにちわ!さたかです。

JOKERという映画を観てきました!

バットマンの敵として登場しているジョーカーが主役のお話です。

ジョーカーという人間がどのようにして生まれ、どのようにして悪に染まっていくのかを描いた作品です。暗い。。とにかく、暗いお話ですね。

私はバットマンシリーズを見ていなかったので、ジョーカーという男が悪い奴、という認識のもと映画を見に行った訳なのですが、見事に覆されました。。。

バットマン-ダークナイト-を先に見るも良し、JOKERを先に見るも良し、だと思います。このJOKERが絡む映画は続けて見たほうが面白いと思いました。

では、早速、あらすじと感想を綴っていきたいと思います!ネタバレ注意です!

あらすじ

コメディアンを目指すアーサーは、都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母親と暮らしていました。ただ生きることに一生懸命なアーサー。彼はなぜ、狂気あふれる悪のカリスマ〈ジョーカー〉に変貌してしまったのか。。

・登場人物

アーサー        後に〈ジョーカー〉となる男                   ペニー・フレック    アーサーの母親                         マレー・フランクリン  アーサーの憧れコメディアン

感想

ネタバレ注意!

アーサーという男は、突然笑いだす、という持病がありました。この時点でめっちゃ怖いです。人と笑うタイミングが違うので、やっぱり浮いてしまいますし、気味悪さが出てしまいます。それに加えて、「ピエロ」のメイクがより、彼を普通から遠ざけていると思いました。

なんで、海外の人はあんなに「ピエロ」が好きなんでしょうか?しかも、ほぼ怖い(笑)

そんな感じで、アーサーは最初から不利な状況下で育っていますね。。何故か知らない人から、からかわれ、暴力を振るわれる。悪いことなんてしていないのに。

ある日、ピエロ仲間から、護身用に拳銃を渡され、素直に持ち歩いていたアーサー。しかし、仕事中に拳銃を落としてしまい、会社をクビになってしまいます。

これは、、、アーサーのミスだよね。小児病棟でピエロやるのに拳銃なんていらないもん。

しかし不運は続き、拳銃をくれた同僚は、アーサーが拳銃を買わせてくれ、と頼まれたと嘘をつきます。さらに、会社を立ち去った帰り道に地下鉄で絡まれ、三人のサラリーマンを射殺してしまいました。

立派な殺人ですね。。ピエロメイクをしていたために、顔はバレず、テレビで事件になったときは、謎のピエロが殺人を犯したことになっていました。

そこから、社会は殺人ピエロを擁護する流れになっていきます。

この流れ、怖いですね。市民は、現環境をぶっ壊す悪役を欲している。しかもピエロという象徴があり、みんなしてピエロのお面を被ってデモを起こします。

そんな中、アーサーは、母親が書いた手紙を読んでしまい、自分が市長の子供かもしれないと思い独自に調査していきます。

調査して分かったことは、アーサーをさらなる絶望へと突き落としたのでした。

母親は精神異常者で、妄想癖があり、アーサーを養子として迎えたものの、彼女の恋人はアーサーに暴力を振るっていたこと。アーサーの持病はDVからきたものだったこと。

不運は重なり、コメディアンとしてあるお店でネタを披露した時の映像が、憧れのコメディアンであるマレーの番組で流され、アーサーは全国ネットで馬鹿にされます。

あぁ。この時点で、辛くて苦しい。アーサーの生きる世界はこんなにも辛く苦しい。家族には騙され、憧れの人にはバカにされて。

ここからアーサーは何かが吹っ切れたみたいでした。

”失うものは何もない”

母親を殺し、自身も死のうと思い、最後の舞台をマレーの番組にしました。最高のショーを見せるために、メイクや振り付けもしっかりとリハーサルして。

この時のアーサーは狂気そのものでした。何かを決断した人間は生き生きとします。アーサーも死ぬ目的が出来たので、生き生きとピエロになっていきます。

マレーの番組に行く前に、警察がアーサーを地下鉄事件の容疑者として連行しようと追いかけてきます。地下鉄に逃げ込んだアーサーは、乗客の多くがピエロのお面を被っており、自分は肯定されていると感じていきます。追いかけてきた警官は、アーサーではない、まったく無関係なピエロに暴行され、重傷を負ってしまいます。

悪が優勢。ピエロ電車怖い~。木の葉を隠すなら森へ隠せ状態です。

警察から逃れたアーサーは楽屋でマレーと対面し、自分を〈ジョーカー〉という名で紹介してほしいとお願いします。

番組が始まると〈ジョーカー〉は颯爽と登場し、マレーと握手を交わします。ソファーに腰掛け、マレーとの対話をし、自殺ネタを披露しようと思ったのですが・・・。

〈ジョーカー〉の気が変わった・・?マレーに拳銃を向け、そのまま2発。

マレーに再度バカにされ、狂気に染まった〈ジョーカー〉は、自分が死ぬよりも、マレーを殺したい、という欲求が上回ったのです。

〈ジョーカー〉の狂気がテレビによって一気に街に広まります。ピエロ信者がここぞとばかりに動き出し、犯罪に手を染めていきます。強盗、殺人、放火などなど。

〈ジョーカー〉が悪のヒーローとして、君臨した瞬間でした。火と信者に囲まれてピエロのダンスを踊る〈ジョーカー〉は狂気的ではあるものの、美しかったのでした。

映画をみた皆さんはお気づきでしょうか。アーサーが母親を殺したあたりから、持病である、突然笑いだすことが無くなったのを・・・。彼は、緊張するとこの持病が出てしまう感じでしたが、マレーの番組では全く笑わなかった。

彼が自然体であり、人前でマレーを殺すことですら緊張しなかったというわけです。

まとめ

カリスマ性って良くも悪くもすごいエネルギー。

気になる方はぜひ、映画館で!

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