東京マグニチュード8.0は地震災害の参考書にすべき

映画

こんにちわ!さたかです。

今日はなんか突如Twitterでトレンド入りをしていたアニメ、東京マグニチュード8.0を見てみました。

2009年に作製されたアニメで、私は公開された当時には見ていなかったので見てみようと思いました。

2011年の東日本大震災はこれに近い事が起きたので防災の意味を込めて見てみるのもおすすめします。実際に大地震を経験した方には辛いかもしれません。日本には割と身近な地震に向き合うには丁度いいアニメだと思います。

あらすじ

夏休みに入ったばかりの中学1年生の未来と小学3年生の悠貴は両親が仕事の為、2人でお台場のロボット展へ見に行くことに。反抗期の未来は全てが面倒臭く退屈な日々が嫌で、こんな世界が壊れてしまえばいいのに・・・とケータイに書きこんでいた。

その直後、突然地面が大きく揺れ、建物や橋、道路が崩れ一瞬にして景色が一変してしまった。地震の最中、出会った真理と共に弟の悠貴と未来は孤立したお台場から無事に家まで帰ることができるのか。。。

登場人物

小野沢 未来  中学1年生。反抗期で両親や退屈な毎日にイライラしている。

小野沢 悠貴  小学3年生。気配りできる、素直なめっちゃいい子。

日下部 真理  崩壊したお台場で小野沢姉弟と出会う、頼りになるシングルマザー。

小野沢両親   共働きで忙しい。子供が夏休みでも仕事。

日下部 ヒナ  真理の娘。真理の母と3人で暮らしている。

被害状況がリアル

東京にマグニチュード8.0の地震がきたら、レインボーブリッジも東京タワーもありとあらゆる高層ビルもが崩壊してしまう。

すべての公共交通機関がストップして道にはガラスの破片や大きな瓦礫が散乱した描写。

これは・・・本当にリアルですね。私は東日本大震災の時、東京にいたので公共交通機関がストップしたのは経験しましたね。まさに帰宅難民でした。

頻繁に余震が続いていて、緊急地震速報が短い間隔で鳴り響いていました。

東京にいても怖かったな。って思ったので東日本エリアはガチで怖かったと思います。それに津波の被害も凄まじかったですし。今、思い出しても心がえぐられる。

アニメの中盤くらいに、未来の友達がお母さんを亡くしてしまったシーンがあるのですが、これもリアル。。。クラスメートで会話をする程度な仲だとしても、誰々のお母さんが亡くなったんだって、等の会話を聞いて心苦しくならない人なんていないでしょう・・・。本当に、自分にできることが少なすぎて辛いですよね。

東日本大震災の1年後に宮城の方にボランティアに行ったのですが、1年経っても全然瓦礫は無くなっていないし、建物があったであろう痕跡が生生しく残っていましたし、目の前には広々とした土地が広がっていましたね。途方のない時間を必要とすることが一瞬で分かりました。

人間関係もリアル

未来と悠貴の姉弟の関係や両親と子供との関係、危機に面した人々の行動、ボランティアで奮闘する人の描写。皆さんも一度は経験したことがあるのでは??

反抗期のイライラ、両親への八つ当たり、ピリピリしている人への気配り・・・。

未来の反抗期は自分もそうだったと思う反面、他人目線で見ると、とてもうざったいですね(笑)真理さんが本当に忍耐強い大人で良かった(笑)他人の子供で知り合ったばかりなのにいい人だよ。。。助けてるのにあんな態度取られたら見捨てたくなるよ?

弟の悠貴の方がよっぽど大人なのでは・・?と思うけど、悠貴はまだ小学生なのに気配りしすぎ。いい子とは思うけど、将来きっと生きずらい子になってたよ。。。

真理さんも自分の娘を優先してくれよーー。でもさ、そんな真理さんに姉弟は何度も早く帰りなって言ってるから優しさって伝染するんだと思う。非常事態でも、少しずつの優しさが伝染していくといいよね。今回のコロナ騒動でも不安を煽るような報道の中、こんな優しさがあったよ、っていう情報で心が軽くなったりしたもんね。そういう人になりたいな。

最後は号泣だよ

最後までぜひ見てほしい。

生きることと消えていく命について考えさせられる。様々な状況の人と出会って支え合って励まし合って。。日本は地震大国。いつ、どこで起きるか分からない。地震直後だけでなく、その後も二次災害や気候変動が同時に起きる可能性だって無くはない。アニメのように地震が関係していなくても体力不足や医療の限界で亡くなることだって考えられる。

備えあれば患いなし

まさにコレ。

少しづつ、考えていきましょう。

めっちゃ泣いちゃうから、テッシュは必須。ちゃんと準備して観てくださいね。

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