特別展 「ミイラ‐永遠の命を求めて」 に行ってきた

博物館

こんにちわ!さたかです。

ミイラと聞いたら何を思い浮かべますか?私はミイラと聞いたらエジプト?ピラミッド?包帯?くらいにしか思いつかなかったのですが、今回このミイラ展に行って見て、世界中にミイラが存在していたことを知りました!

ミイラに興味ない私が、行って見たら楽しめたので、ぜひ多くの人に見に行って欲しい。と、いうわけで、どんな展示だったのかを書いていきたいと思います!

ミイラとは??

ミイラの定義は何だろう・・?と思って調べてみたところ、ミイラとは、

「人為的加工ないし自然条件によって乾燥され、長期間原型を留めている死体のこと 」とWikipediaに書いてありました。つまり、髪の毛、皮膚、骨といったものが残った状態で何年も時が経った状態のことを指します。

展示されていたミイラはどれも髪の毛が残っていたり、一部白骨化しているものの、皮膚が乾燥して残っていました。それが、古いもので5000年前のものなので、すごい年月が経っていますよね。

髪の毛は時が経ったと思えないくらいしっかり残っているミイラが多く、驚きました。

今こうしてミイラを見たからこその結果論ですが、古代の人々が死者を後世に残そうと思ってやったことが成功して良かったですね。

ミイラ展の見どころ

今回のミイラ展では、四つの章に分かれていました。

南米のミイラ

チャチャポヤのミイラが展示されていました。木綿袋に入れられ、座った状態で詰められているみたいで、中身はCTスキャンの映像でしか見ることができませんでした。袋に刺繍がされており、それが、すごくかわいい。

エジプトのミイラ

エジプトのミイラと言えば、やっぱりツタンカーメン!・・・と思ったら今回はあまりフューチャーされていませんでした(笑)

ミイラの作り方の映像がアニメ調なのに、なかなかにグロテスクでした。。。昔のエジプトのミイラ職人て、よく内臓出したり脳をかき出したりできますよね。。

エジプトの棺、死者の書といった展示はもちろん、包帯ぐるぐるミイラもいて、ミイラと言えば・・と思い浮かぶものが展示されていて嬉しかったです。

ミイラにアミュレットと呼ばれるアクセサリーのようなものを付けていたことを初めて知りましたし、動物のミイラを死者の旅のお供にする発想があったことも知り、へぇ~と思いました。

猫のミイラが可愛いので必ず見たほうが良いですよ!

ヨーロッパのミイラ

湿地帯で発見されたミイラ、 ウェーリンゲメンという二人組のミイラがなんと初来日したそうで!ミイラ展のポスターにもしっかり登場してますね。

湿地帯では酸性かアルカリ性かで、骨が溶け、残るものが皮膚だけな状態になることもあるらしく・・・。 ウェーリンゲメンは黒ずんだ皮膚のミイラでした。なんか、これもミイラなのか、と思ったほどグロテスクに見えました。。

アイスマンと呼ばれるミイラも展示はなかったものの、現在の技術で色んな事が分かってきました。髪の色、目の色、食べていたものなど、5300年前のミイラからそんなに分かるんですね。

オセアニア・アジアのミイラ

パプアニューギニアのミイラ風習の映像がすごかったです。実際に死者をミイラにする過程が今もあり、3か月ほどかけて行われるなんて伝統ってすごいですよね。

日本にもミイラがあるって知らなかったんですが、即身仏っていうものは知っていますか?修行の一つで、瞑想状態のまま亡くなり、その後、祀られた僧侶のことですね。

日本ではミイラになりにくい環境だけど、いろいろ試行錯誤してミイラや即身仏になられたのがわかる展示でした。神々しい。。。

まとめ

ミイラってなんか気持ち悪そうだし、白骨死体とあんまり変わらないんじゃないのか・・・?と思っていた私でしたが、この展示を通して、ミイラの作り方や、なぜミイラにしたのか?という考え方を知ることができ大変面白く見ることが出来ました。

興味が無い人が行っても新しい発見となるでしょう!!

開催期間は2020年2月24日まで。詳細はこちら https://www.tbs.co.jp/miira2019/

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